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2005年第一回臨時議会・討論 長岡 よしかず議員

.組織機構の見直しに対する討論

 議長の許可を得ましたので、私は日本共産党市会議員団を代表して討論を行います。

  今、臨時議会に付託された4案件のうち議案第1号「事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件」、第3号「水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例制定の件」の2案件については反対、他の2案件については賛成するものです。

  以下、その理由について申し述べます。

  そもそも、中核市移行についての組織機構の見直しの議論が中核市移行まであと1ヶ月あまりという差し迫った時期に行われ、この審議も本会議で各会派わずか65分のみの質疑で、委員会付託なしというものでありました。しかもこの本会議での質疑でも「なぜ、提案が遅れたのか」をはじめ多くの質問に対して、納得のできる答弁が得られないままであります。こうした状況のもとで、4月1日から万全の体制をとって中核市へと移行できるのかという疑問は解消されないままであります。 さらに、今回示された見直し案は中核市移行によって新たに得られる権限を活かして市民生活・市民サービスの向上へ役立てることができる体制なのか、この点の疑問も残されたままであります。

  また、上下水道の統合でも、なぜ統合を急ぐのかの明確な理由は示されないままでありました。看板だけは統一するが、行う業務はそれぞれ別々というのであれば、いくら「市民サービスの向上」と言っても、市民に混乱をもたらすだけではないでしょうか。さらに、答弁の中で聞こえてくるのは「市民を顧客と捉え…」や「民間経営の感覚を取り入れ」など自治体を企業感覚で「経営」するという言葉ばかりで、今回の見直しが市民サービスの向上ではなく、行革メインの見直しだといわざるを得ません。

  こうした点を踏まえ、本来ならば、組織機構の見直しは委員会での審議を行い、議会の中でも十分な検討を行ったうえで実施すべきであり、今回のように提案が大幅に遅れた中、見直し内容は新たな事務移譲によって必要となる部署の設置だけを行い、その他の見直しは半年から1年間の時間をかけて、議会・職員・市民なども交えて議論し決定すべきであります。

  今回のような性急なやり方での、組織機構の見直しは認めることはできません。

  以上の理由から議案第1号と第3号には反対するものです。

  ご清聴ありがとうございました。